たんぽぽだより

たんぽぽだより

2019.07.29

2019.7号より 

七夕行事について
 

今年は7月7日が日曜日であったため、たんぽぽ園では4日にうたの会にて七夕行事を行いました。この日は梅雨の晴れ間で清々しく、季節の行事を楽しむことができました。
準備は早くも6月から皆様に協力して行っていただきました。色とりどりの折り紙で輪飾りや提灯、天の川など心を込めて丁寧に作って下さいました。短冊は今年も内容は様々で、じっくり考えながら書かれる方もおられれば、お渡しするとすぐに書いてくださる方もおられました。一部ご紹介致します。
・幸せに生きていきたい
・おいしいものが食べたい
・健康第一
・元気が一番
・家族みんなが平和でありますように等々、 心を込めてそれぞれの願いを書いてくださっていました。 中には、
・酒は百薬の長
・宝くじが当たりますように
・元気いっぱい遊びたい!
など、少々ユニークな内容もみられ、お互いに読んでは笑顔になられる場面も見られていました。歌の会では、ピアノ伴奏の方に来ていただき、「七夕」「見上げてごらん、夜の星を」など、七夕にちなんだ歌を歌ったり、七夕の言われについて一緒に考えたりと季節感を味わっていただきました。
夏は、仁保病院の夏祭りや盆踊り大会、スイカ割りなど夏ならではの行事も色々と予定しています。皆様と楽しく夏を満喫していきたいと思っています。

イメージ

2019.6号より 

慰問行事
例年、気候の良い時期には仁保病院全体で慰問行事を行っています。外部ボランティアの協力により、オカリナやピアノの演奏会、踊りの会、幼稚園との交流会なと様々な企画を行っています。
今年の始めの行事として、6月初旬にオカリナ演奏会がありました。デイケア、入院の方も合わせると100名近い参加があり、和やかな雰囲気でとても楽しまれたご様子でした。大小様々なオカリナを使用して、「みかんの花咲く丘」「夕焼け小焼け」などの唱歌や、「青い山脈」「川の流れのように」など懐かしい昭和歌謡を披露してくださり、知っている曲は一緒に口ずさんだり、穏やかな音色に思わずうとうとされる方もおられるほどでした。終わってからも「良い音色だったね」「昔を思い出すね」など、お話に花が咲いておられ、しばらく余韻を楽しまれる方もおられました。
オカリナ演奏会は年2回予定していますので、都合が合えばまた年内に実施できるかと思います。是非たくさんの方に参加いただければと思います。
他にも夏には仁保病院夏祭り、盆踊り大会と、季節の行事を予定していますので楽しみにご参加下さい。

2019.5号より 

5月の作品集

①手芸・鯉のぼり
フェルトのうろこを丁寧に縫い付けられています。かわいいお父さん鯉、お母さん鯉です。

②花紙細工・菖蒲
紫、黄色、緑の三色の花紙を丁寧に丸めて絵柄に合わせて貼り付けています。綺麗に伸びている菖蒲を表現されています。

③色塗り・菖蒲
菖蒲をたくさん塗って下さっています。
水辺に咲いている本物さながらの美しい作品です。

④色塗り・カーネーション母の日にちなんで作成しています。たくさんの方に協力していただき、心を込めて塗られています。
「うちのお母さんはね・・」という素敵な思い出話もたくさん聞くことができました。

イメージイメージイメージイメージイメージ

2019.4号より 

食事提供の工夫について

たんぽぽ園では、昼食をおいしく食べてもらいしっかり栄養を摂って頂けるよう、個別の必要性に応じて様々な工夫を行っています。今回はその一部をご紹介したいと思います。
①主食について
・歯の不具合、排便状況等に課題がある場合、ご飯からお粥、軟飯に変更する。
・ご飯があまり好きではない等、嗜好を考慮し、パンや麺類に変更する。
・白米では見た目がわかりづらい場合、色鮮やかなふりかけ等を使用することで見えやすく、食欲が増すよう工夫する。
・かき込んでしまう場合、一口で食べられる位のおむすびにする。また、骨折などの怪我で利き手が不自由な場合、反対の手で食べやすいようにおむすびにすることもある。
②副食(おかず)の形態について
・口腔内の不具合(口内炎、義歯の不具合など)や嚥下不良等がある場合、飲み込みやすいサイズに小さく切る。一口で食べられる位の大きさや、より小さく刻むこともある。
・一度にたくさん提供すると、「食べられない」と思われる場合、少量ずつお出しし、食べられそうであれば途中で追加する。
③飲み物について
・一気にたくさんの量を口の中に入れてしまう場合、コップに少量ずつ入れて提供する。
・取っ手のあるコップでは把持しづらく飲みにくい場合、取っ手のないものに変更する。
・中身が見えないと飲む意欲が低下する場合、透明なコップでわかりやすく提供する。
・水分でむせる場合、とろみ剤を使用する。その際は使用するとろみ剤の量に注意する。
④箸・スプーンについて
・箸は麺類など食べやすいように箸先に滑り止めがついたものを使用する。
・箸では食べにくい場合、スプーンを使用する。その際、にぎりにくい場合には太い柄をつけたり、スプーンの角度を変更する。
・スプーンを噛んでしまい食事がすすまない場合、安全が確保できるようシリコン製のスプーンを使用する。
⑤食器について
・浅い皿では掬いにくい場合、深めの器に変更する。また、底に滑り止めのついている食器を使用することもある。
・白い茶碗に白いご飯が入っていると見えにくい場合は、黒色など見て分かりやすい色の茶碗に変更する。
・たくさんの食器に入っているおかずを選んで食べにくい場合は、ワンプレートの器に移し替えて提供する。
⑥提供の仕方について
・静かな環境の方が集中して食べやすい場合、少人数で食べることができるよう配慮する。
・一気にたくさん食べられない方であれば、食事を小分けにして時間を空けて提供する。
・自ら食べ始めることが難しい場合、自然な形で慣れている動作に取り組めるよう箸を持っていただくところを介助し、スムーズに食べ始められるようにする。
以上、ごく一部ですが、工夫の仕方を紹介させていただきました。糖尿病等の内科疾患にも配慮しながらその人によって、またその時によって対応の仕方も異なると思います。
ご自宅でも心配、不安なことがありましたらご相談いただければと思います。

イメージ
桜の花見ドライブ

 今年は比較的暖冬でもあったため、桜の時期はまだかまだかと待ちわびていましたが、ようやく開きだしたと思えば寒くなったりと、温度差が目立つ春の始まりでした。
「いつドライブに行けるのか?」と3月下旬は毎日そわそわして過ごしておりましたがついに最終週、たんぽぽ園前の桜も少し開き始めたため、「咲いたかどうか、見に行ってみよう!」ということで桜の花見ドライブに出かけました。場所は例年どおり、桜の名所、八坂神社と一の坂川付近です。
途中の道から、ちらほらと桜を見ることができ、他にもチューリップ、木蓮、スイセンなど、春の花をたくさん見つけては「わあ、咲いているね」と喜ばれていました。車中は暑いくらいの陽気で、1回目は男性5名で出かけたのですが、お話しも盛り上がり、賑やかな道中となりました。八坂神社に到着すると、入口にある「河村写真館」が歴史ある様子で迎えてくれました。
そして、桜は四分咲きかなというところでしたが、蕾が大きく膨らんで今にも開きそうな様子を間近で見ることができました。
品種や日当たりによっても開き具合がことなるため、それぞれ見比べたり、モデルさながらに桜の前で写真撮影をしたりと賑やかに過ごしました。そして全員で八坂神社にしっかりお参りをして、一の坂へ。こちらはまだやっと開き始めたくらいでしたが、きれいな川沿いの道に枝がしっかり伸びていて、とても綺麗な景色を堪能することができました。他にも観光客の方が来られており、賑やかな見物となりました。「行って良かったよ!」と笑顔でおっしゃって下さり、ご一緒したスタッフもうれしく思いました。このあとまた女性メンバーでも出かけることができました。
まだ、日によって寒暖の差がありますが、なるべく季候の良い時期には一緒に外へ出て季節を感じたり、日頃とは違う体験もご一緒できればと思います。

イメージイメージ

2019.3号より 

たんぽぽ美術展〜春〜

①苺のマスコット
つぶのところまで細かく刺繍をされています。葉脈も本物さながらで、展示していると「おいしそう!」と喜ばれています。

②花紙のチューリップ
濡れた花紙を丸める作業は根気が要りますが、コツコツと取り組まれ可愛らしい作品となっています。

③折り紙の椿
花びらも本物のような赤、白、ピンクの綺麗な椿です。立体的な作品で、笠山の椿祭りを思い出させてくれる作品です。

④折り紙の垂れ梅
細かい図案をはさみで切り取り、広げる作業も指先で器用に行われています。

イメージイメージイメージイメージ

2019.2号より 

年の始めのたんぽぽ園

 正月のたんぽぽ園は1月4日からのスタートとなりました。年末年始と長めの連休があったにも関わらず、「明けましておめでとうございます!」「元気にしとったかね?」と皆様笑顔で元気に来園されていました。 中には「正月だからね」とスーツや新しいセーター等で正装されたり、さっぱりと髪を切っておられる方もあり、清々しい新年の始まりとなりました。 朝の会では「一月一日」「富士山」など、お正月らしい歌を楽しみ、久しぶりにしっかりと体操を行いました。 午後は、賑やかに双六大会を行いました。 4チームに分かれ、たんぽぽ園をスタートし、山口大神宮を目指すオリジナルの双六です。途中で歌を歌ったり、「おせち料理で食べるもの」等の課題にも挑戦しつつ、 とてもスムーズに進んでいくチーム、少し進んでは「振り出しに戻る」「1 回休み」の目に止まり、がっかりするチーム、運良くサイコロの目がちょうど良い数字となり、トントン拍子にゴールできたチームと様々な進み具合でした。ドキドキしたり大笑いしたりと楽しく和やかな会になりました。終わった後は、年に一度「舌鼓」のおやつをおいしくいただき、お話しも弾んでいました。 1月は他にもお正月ならではの「書き初め」にも取り組みました。昔習字をされていた人、「たまには書いてみようかな?」という人など、ご希望の方に「謹賀」「新年」「希望」等の文字を書いていただきました。筆を持つととても集中して心を込めて書かれていました。 今年も季節の行事やレクリエーション、作業活動など、様々な活動に皆様と取り組んでいきたいと思いますので、よろしくお願い致します。

イメージ イメージ

2019.1号より 新年のご挨拶

院長 貞國 太志
 皆さん、明けましておめでとうございます。
 昨年中は、大変お世話になりました。

 昨年は、全国各地で、災害が起き、今なお復興に励まれている方々や辛い避難生活を送られている方々もいらっしゃいます。 現在、毎年のように、家族でお正月を迎えられ、職場で仕事を始められることは、とても奇跡的なことであり、とてもとても幸福なことだと、実感しています。
 災害と通じて、防災や減災の意識が高まっています。 地域のインフラ整備やライフラインの確保、建物の構造対策などは、新聞などでも良く目にします。当然、病院設備に関しても、防災マニュアルの作成や非常食・飲料水の整備、避難訓練などが、行政から指導されています。
こういった、災害に対して、安全な環境 を作ることはもちろんですが、「認知症高齢者に対する精神医療の提供」という点から、防災・減災を考えると、一 番は、「共倒れというトラブルを予防する」ということだと思います。
『早期から気軽に相談でき、適切な治療介入やケアの方法、または、制度の利用などをお伝えをし、ともに、悩みながら介護を続け、主な介護者の方が、疲れた場合は、 「休養入院(レスパイト入院)」ができるように対応する』こういう病院の対応によっ て、共倒れが予防できることが、当院の使命と考えています。
「最後は仁保病院」から「初めから仁 保病院」となれるように、今年も頑張って参ります。 

デイケア看護師長 田村 和恵
 あけましておめでとうございます。
 お正月はいかがお過ごしでしたか?
 昨年は皆様方には大変お世話になりました。
 デイケアを担当していました野村医師が退職をいたしまして、皆様方には何かと、 ご不便をかけたことも多かったと思います。 今年はイノシシ年、春には平成から年号が変わる予定ですね。 たんぽぽ園は今年も変わらず皆様に暖か いケアーを提供できるようにスタッフ一丸 となって頑張って参ります。
 今年も「いのしし」で作文を作ってみました。
  いつもがんばりすぎず
  のんびりとする時間をもち
  失敗されても
  しょうがないなあ〜
という気持ちで介護をしていただければと思います。
 イノシシの肉は無病息災に効くと聞きま した。召し上がったことはありますか?今年はボタン鍋に挑戦して私自身も健康に十 分注意して参りたいと思います。 ご家族の皆様も健康に十分ご留意されて、 利用者の皆様と共に健康で安全で笑顔が多 い一年が過ごして頂けるよう祈念いたしま す。
 今年もたんぽぽ園をどうぞ宜しくお願いいたします。

デイケア看護主任 伊東 みさえ
 2019年 新しい年を迎えました。 今年はイノシシ年ですね。「イノシシ」 に関連した四字熟語に「猪突猛進」とあり ます。まっすぐ向こうに突き進むことを意 味します。目標に向かってまっすぐ進むこ とは良いことに 思われます。し かし、たんぽぽ 園において目標 をなしとげてい くためにはゆっ くりと周囲を見渡して関係性を築き上げていくことが大切 と感じます。
 イノシシのように、ただ突っ走るのでは なく心にゆとりを持って一歩ずつ努力しス タッフと協力し合い、皆様のお役に立てる ように頑張りたいと思います。
 通園される方やそのご家族が笑顔で溢れ るように願っています。
 今年も宜しくお願いします。

デイケア主任 奥田 和彦
 明けましておめでとうございます。デイケア主任 奥田 和彦  今年は己亥 ( つちのとい ) の年で、物事を 一段落して区切りをつけ、新たな始まりへの準備を始める期間でもあるそうです。
 昨年は冬季オリンピックやサッカーワー ルドカップなど、世界的なスポーツ大会で盛り上がりましたが、一年を通して災害が多く、暗い気持ちになることも多い年だったので、新たな年に、気持ちも新たに切り 替えて、イノシシのように「勢い良く」 「前向きに」良い年になるよう頑張っていきたいですね。
今年もよろしくお願いいたします。

2018.12号より 

龍福寺ドライブ

 11月中旬、天気の良い日に龍福寺へドライブに出かけました。龍福寺は建永元年(1206年)大内満盛が創建した臨済宗の寺で、2度の火災を経て現在に至り、重要文化財にも指定されている歴史深い建物です。
「紅葉は見ごろかな」と話ながら、途中の柿の木を見ては「おいしそうやね」「今年は熟しがたくさん食べられるかな」など、お話しも弾んでいました。
到着してバスを降りると少しひんやりした風が吹きましたが、歩いているとぽかぽかするくらいの日当たりでした。他の施設や一般の方もたんさん見に来られ、賑やかな雰囲気でした。紅葉のトンネルのようになっている参道をゆっくり歩いてみると、日当たりによって紅葉の進み方が違っていてとても綺麗でした。また、道の脇にはつわぶきもかわいらしく咲いていて、紅葉に彩りを添えていました。お1人ずつ写真を撮ると、それぞれポーズをされたり、背景を考えられたりされ、おかげで映画スターのように素敵な写真を撮ることができました。境内に入ってみると、大きな銀杏の木があり近くで見ると迫力がありました。早くも落ち葉がたくさん落ちていて、ロマンチストな男性は「絨毯みたいやね」と笑顔で言われていました。
龍福寺には、「しあわせの鐘」という鐘があり、代表で1名男性の方に心を込めてついていただきました。「これでみんな幸せになるね」と鳴り響く鐘の音色に耳を傾けていました。大内氏の歴史についての石碑や小さい滝もあり、ゆっくり散策するにはとても良い場所でした。
帰りには護国神社の前を通ると、七五三ののぼりが出ていたり、こちらも紅葉が少しずつすすんでいて素敵な景色でした。
「次はどこに行こうかね」「またみんなで行きたいね」と前向きな言葉がたくさん聞かれ、あっという間に帰路に着きました。
寒い時期はなかなか外出活動が難しくなりますが、これからも気候や場所を検討して楽しくご一緒できればと思います。

イメージ イメージ

2018.11号より 

仁保幼稚園・保育園交流会

11月1日に、毎年恒例行事である仁保幼稚園・保育園交流会を行いました。今年は13名の元気な園児さんたちが遊びに来てくれました。少し風の冷たい日でしたが、半袖で来られた子供さんもおられ、「おはようございます!」と大きな声で挨拶されると、負けじとたんぽぽ園の皆さまも大きな声で返事をして下さいました。
まずは園児さんたちが元気いっぱいの歌と踊りの披露をして下さいました。「どんぐりころころ」の歌を聴くと、自然に口ずさまれる方が多く、一緒に歌を楽しまれていました。踊りは今年流行った「ドラえもん」の主題歌に合わせて元気いっぱい手を伸ばしたり思いっきりジャンプをしたりして踊る姿を、たんぽぽ園の皆さまは温かいまなざしで見守られていました。
続いて、園児さんとたんぽぽ園の皆さんのふれあいタイムを行いました。音楽が鳴っている間、手をタッチして回っていき、音楽が止まった時に園児さんが目の前の利用者様の手をマッサージしてくれました。小さい手で一生懸命さすってくれる子供さん、少し恥ずかしそうにしている子供さん達に、「ありがとうね」「がんばってね」と優しく声をかけて下さっていました。お互いに自然と笑顔になられ、少しずつ場が和んでいきました。
その後は全員参加で、「お弁当を作ろうゲーム!」を行いました。園児さんたちが、利用者様と様々な対決を行い、園児さんが勝つと弁当屋さんからおかずをもらい、お弁当箱に詰めていくというゲームです。割烹着を着て、お弁当屋さんになって下さった方、何ヶ月も前からフェルトのおかず作りに取り組んで下さった方、厚紙でお弁当箱を作って下さった方など皆さんのご協力で行えたゲームでした。そしてじゃんけんゲーム、さいころゲーム、大声対決など、様々なゲームで盛り上がり、園児さんたちは見事お弁当を完成させることができました。
最後に感想を伺うと、「わしらにもあねえな頃があったんよ」「気持ちも若返ったよ」など、元気な言葉を聞くことができました。楽しいひと時はあっという間に過ぎましたが、また来年も交流会ができればと思っています。

イメージイメージ
文化祭展示

11月3日は「文化の日」です。この日にちなんで仁保病院では病院の玄関ホールに、11月の1ヶ月間、1年間創作活動に取り組んできた成果を一斉に展示しています。入院でリハビリを行われている方々の作品も素晴らしく、昔されていた趣味を生かした作品もあれば「こんなこと初めてやったよ!」と新しい趣味に取り組まれている方もおられるようです。たんぽぽ園も同じく、作品展示を行っています。今回はその一部をご紹介したいと思います。
①色塗り作品
・個人で好きな題材に取り組んでいます。
季節の果物や花の絵を塗ることで季節感を感じていただくこともできます。また、女性の方はかわいい女の子やきれいな着物の絵柄も好まれます。
着物の柄までご自身で考えて塗られる方もおられ、とても丁寧に仕上げられています。男性は景色や仏像画などを好まれる方もおられ、バラエティに富んでいます。
・菊の作品はたくさんの方が塗られたものを1つの作品に仕上げています。薄く塗るのが好きな方、輪郭からなぞって塗られる方など、取り組み方も様々ですが、どなたもとても細やかに仕上げられています。1つの大きな作品にすることでより迫力のあるものになっています。
②紙細工
・花紙を丸めて、こつこつと下絵に貼り付けていく作品、線に沿って丁寧に切り取っていく作品など、同じ「紙」でできていても様々です。切り絵作品などは刃物を使用するため、より集中力を必要とする作業といえます。 紙を丸める作業は指先の感覚を使用する作業であり、作品を作るだけでなく、様々な認知機能、身体機能を使用する作業ともいえます。 ③折り紙
・小さい折り紙で丁寧にたくさんの「柿」を折っています。この方はスタッフに習うのではなく、図面をお渡しするとご自分で考えながら折り方を考えて行われます。ほかにも、夏には「カニ」や「貝」、保育園行事のために「ドラえもん」(表面上段の写真)なども折って下さいました。
④手芸
・フェルトで作られた「夏野菜」や「おにぎり」は、他の方からも「本物みたいやね!」という声がたくさん聞かれました。縫い方も工夫され、きれいに見えるよう工夫されています。やりだしたら止まらないほど、意欲的に取り組まれています。
この他にもたくさんの作品を展示しています。今年はカフェコーナー内に展示をしているため、外から来られた方にはゆっくりコーヒーを飲みながら作品をみていただくことができています。仁保病院に寄られた際には是非、ご見学下さい。

イメージイメージイメージイメージイメージ

2018.10号より 

秋のドライブ・屋外活動

 今年は猛暑のため、9月になってもなかなか外での活動ができないと思っていましたが、9月半ばからようやく少し涼しくなり、時間帯を選んで外での活動も再開しています。たんぽぽ園周辺は豊かな自然があり、稲刈りの風景や柿が実ったり、彼岸花が少しずつ増えていく様子など、送迎車の中からも眺めることができます。近くを散歩すると、風の気持ちよさや鳥の羽音が聞こえたりと、より一層自然を身近に感じることができます。このおかげか、普段過ごされる部屋の中よりも外へ出るだけでもお話しが弾む方も多く、「子供のころ、稲刈りを手伝ったよ」「うちにも柿の木があってね・・・」など、自然と懐かしそうにお話しされているように感じています。
 また、よりしっかりと季節感を感じて頂けるよう、9月は近隣へドライブに出かけました。1回目は仁保にあるぶどう園へおやつ用のぶどうを買いに数名の方で出かけられました。車で数分の距離ですが、様々な品種のぶどうを味見させてもらえたり、ぶどう棚の下で写真を撮ったりと楽しまれたご様子でした。おやつに買ってきてもらったぶどうは翌日の利用者様においしく召し上がって頂きました。数粒ではありますが、「甘いね!」「きれいな色だね」と、とても喜んで下っていました。
 2回目は、小鯖にある鰐鳴神社に彼岸花を見に出かけられました。秋分の日を過ぎて、あっという間に彼岸花が開いてきたので急いで日にちを決めて出かけました。他施設からや一般の方もたくさん見学に来られていたそうです。真っ赤な彼岸花が参道に咲き誇りとても綺麗で、「真っ赤なじゅうたんみたいだね」という方もおられたり、「赤い花なら曼珠沙華♪」と「長崎物語」を口ずさまれたりと、季節ならではの風景を満喫されたご様子でした。
 お彼岸を過ぎて一気に涼しくなり、今年は台風の影響も懸念されますが、今からの時期には紅葉のドライブにも行ければと考えています。車での外出がご負担な方とも、少しでも近隣の散歩を通して仁保ののどかな風景や秋の澄んだ空気を感じていただける機会をご一緒できればと思っています。

イメージ イメージ イメージ

2018.09号より 

たんぽぽ美術館

今年の夏も、たくさんの作品ができました。萩や山口の美術館にも勝るとも劣らぬ、素敵な作品の一部をご紹介いたします。

イメージ

黄色と青色の魚は1枚1枚、折り紙で作られています。

イメージ

うなぎ屋さんの看板にも使えそうな、うなぎの切り絵です。

イメージ

ヒマワリの中央部分は、ぐし縫いで作られています。

2018.08号より 

七夕行事について

 今年もたんぽぽ園では2本の立派な笹を飾ることができました。前の週からコツコツと輪飾りや、折り鶴、天の川など折り紙できれいな飾りをたくさん作って頂きました。また、短冊も希望の方には1人1枚、祈りを込めて丁寧に書いて頂きました。その一部をご紹介したいと思います。
・家族みんなが元気でありますように・頭(髪の毛?)が昔のように戻りますように
・おいしい物が食べたい
・私の幸せ、明るい日々が続きますように
・外国旅行がしてみたい
・健康にすごせますように
・世界平和
など、ご自分のことだけではなく、ご家族や世界のことまで考えられる方もおられ、読んでいるうちにこちらも優しい気持ちになれました。このような短冊や飾りを、5名の女性の方にきれいに飾り付けて頂きました。各部屋に飾るととても涼しげで、他の方の短冊なども興味をもって見ておられる方がたくさんおられました。
そして一足早く、7月5日のうたの会にて七夕のうたを歌ったり、それにまつわるお話しや短冊の紹介をさせて頂きました。
もともと中国の行事で、字が上手になることを願っていたことなど、皆さまよくご存じでした。印象的だったことは、織姫と彦星のように1年に1度しか奥様に会えなかったらどうですか?と男性数名に尋ねると、「耐えられない!」と言われる方が多かったことです。たんぽぽ園利用者の男性には愛妻家の方が多いご様子でした。来年も皆さんと和やかに七夕の行事が行えればいいなというのがスタッフ一同の願いです。

イメージ

2018.07号より 

6月の作品

 今年の梅雨は、あまり雨が降らないかと思えば急にパラパラ降り出したりと変わりやすい天気の日が多かったですね。外での活動は予定していてもできないことがありましたがその分、室内でしっかり体を動かしたり、音楽を楽しんだり、作品を作ったりと日々の活動を皆さまとご一緒しています。今回は、6月にちなんだ作品の一部をご紹介したいと思います。

①さくらんぼのマスコット
女性の方が、細かい針仕事にとても集中して取り組まれています。写真ではわかりにくいですが葉脈のステッチまで丁寧に行われています。

イメージ
②紫陽花の壁面画
色紙を小さい花や雨だれの形に切り取っています。葉っぱについては、「紫陽花の葉っぱはギザギザなのよ」と利用者の方からアドバイスをいただき、ピンキング鋏を使用して本物のような形に切って頂きました。

イメージ
③バラの切り絵 男性の作品です。切り絵カッターを利用して行う細かい作業です。
花びらや葉っぱの形などとても繊細に切られています。
イメージ
④生け花
5・6月の誕生会にちなんで、昔生け花をされていた方にお祝いのお花を生けていただきました。久しぶりに生けられたため少し不安そうなご様子もありましたが、花の高さや色合いを考えながらとてもきれいに生けて下さっています。
イメージ

2018.05号より 

春の作品紹介

 今年も、様々な「春」を題材に素敵な作品が完成しています。今回はその中からいくつかご紹介したいと思います。
花紙細工
 薄い花紙を少し濡らしてきれいに丸め、乾燥させます。それにボンドを付けて下絵に合わせて丁寧に貼り付けていきます。とても根気を要する作業ですが、2人の女性がいつも笑顔で協力して丸めて下さっています。「なかなか丸にならんね」「私のはなんだか大きいね」などと話ながらたくさん作って下さり、そのうち1人の女性がピンセットを使用して丁寧に貼り付けて下さいます。玉の大小やちょっとした隙間も気にされながら行われる姿は、熟練の職人さんのようなご様子です。
切手の貼り絵
 たんぽぽ園では10年以上前から古切手を使用した貼り絵の作品作りに取り組んでいます。古切手は寄付でいただいたものが主ですが、封筒から切り取る、のりを剥がす、平らになるよう本に挟む、など様々な工程があり、多くの利用者様に協力していただいています。
 完成した作品は、毎月仁保郵便局に展示しています。利用者さんと一緒に行き、貼り替え作業もお手伝いして下さっています。
地域の方に見ていただく喜び、そして「また頑張ろう」という意欲にもつながっているようです。仁保郵便局に行かれることがあればぜひご覧ください。

イメージイメージ

2018.04号より 

ひな祭りについて

 昔から「雨水」の時期にお雛様を飾ると、女の子は幸せになるといわれていますね。
 今年は皆さんに協力していただき、たんぽぽ園にお雛様を飾ることができました。お雛様の顔が傷まないように巻いていた紙を外す方、お雛様を段にきれいに並べる方と分担して作業をすすめていきました。「きれいな顔ね」「お雛様は顔が大事よね」とお話もはずみ、ゆっくり丁寧に飾り付けることができ、完成後は一緒に記念撮影を行いました。
 また、3月1日のうたの会にて桃の節句をお祝いしました。子どもの頃に飾られていたお雛様の話を聞くと、「お母さんが布で手作りしてくれた」「七段飾りのお雛様を飾ってくれたよ」など当時を懐かしそうに思い出されていました。男性の利用者様で娘さんがいる方は「お雛様を出すのを手伝っていたよ」と言われることもあり、皆さんの素敵な家族の思い出を聞く良い機会となりました。
 おやつにはひなあられや春らしいおまんじゅうをゆっくり召し上がられました。
 これから気候も良くなるため、様々な行事を一緒に楽しんでいきたいと思います。

2018.03号より 

節分行事

今年は2月3日が土曜日でたんぽぽ園はお休みだったため、一足早く2日に節分行事を行いました。職員が準備していると朝から、「今日は豆まきをやるの?」と楽しみにされている方もおられました。
朝の会にて豆まきを行いましたが、年女の方1名、年男はその日の利用者様にはおられなかったので、快く引き受けて下さった「福男」の方1名にご協力頂きました。
お二人とも始めは少し恥ずかしそうにされていましたが、周りの方が大きな声で「鬼は外!福は内!」とかけ声を出してくださり、その声に励まされ、力強く投げて下さいました。
まだ外は寒かったですが、少しだけドアを開け、外に向かって力一杯投げられ、室内にもまいて下さり、しっかりと「福」をデイケアの中に呼び込めたと思います。
その後は、「年の数だけ豆を食べる」という話になり、「そんなに食べられない!」という方もおられれば、「気持ちは18歳だから!」と冗談を言われる方もおられ、周囲からは笑い声があふれていました。
午後は、人気のレクリエーション「鬼倒しゲーム」を行いました。豆のかわりにお手玉を持ち、大きな赤鬼の的に力一杯投げて鬼退治をしました。鬼の的は丈夫なため、しっかり投げないと倒れないのですが、多くの方が見事に倒され、大きな鬼が倒れるたびに歓声が上がっていました。時には力が入りすぎて全然違う方向に飛ぶこともありましたがそれもご愛嬌で、大笑いが起きていました。
このように、今年も皆さんと楽しく無病息災をお願いすることが出来たので、1年間元気に過ごして頂けることと思います。

イメージ

2018.02号より 

正月の活動について

今年は比較的天気の良い日が多いお正月だったように思います。うれしいことに4日からたくさんの方がたんぽぽ園に来てくださり、嬉しい新年の始まりとなりました。
正月始めは梅茶を飲み、みんなで一緒に一年の健康をお祈りしました。午後はすごろく大会を行いました。たんぽぽ園をスタートし、山口大神宮まで辿り着けるか、いろんな課題をクリアしながら一年の運だめしを賑やかに楽しまれました。すごろくの駒は、利用者様がタオルを使用して手芸で作られた「犬」が大活躍でした。
おやつは年に一度の舌鼓!「おいしいねえ」「昔より小さくなったかな?」
など話にも花が咲き、まさに舌鼓を打ちながら賑やかなお茶会となりました。
二日目は、紐の先についた大きな「お手玉」を引き寄せる「新春ひも巻ゲーム」を行いました。チームの名前は「お年玉で買いたいものは?」というお題で考えていただくと、「大きなステーキ」「車」「ダイヤモンド!」など、様々なアイデアが出ていました。
勝負は仲良く引き分けとなり、年の始めに仲良く全員で大きく万歳をすることができました。
また、一方の部屋では書き初めを行いました。「久しぶりだから緊張するね」と言われる方も多かったですが、筆を持つとピンと背筋が伸びておられとても良い表情で取り組まれていました。「新春」「戌年」「賀正」
など、正月にふさわしい字をとても力強く書かれていました。作品の一部は、病院ホールに展示され、散歩がてら一緒に見に行くと、他の方の作品も興味をもって見ておられる方も多かったです。
このように、賑やかな平成30年の始まりとなりました。今年も日々の生活や会話を大切にしながら楽しい行事やレクレーションなどでご一緒していきたいと思います。
また、こちらでの活動内容は、連絡票や写真等を通じてお知らせしていきたいと思いますので良かったら目を通していただき、ご家庭での話題にして頂けると幸いです。
今後ともよろしくお願い致します。

イメージイメージ

2018.01号より 新年のご挨拶

院長 貞國 太志

 日本人の長寿の原因がさまざま考えられています。
 1つ目に挙げられる理由は遺伝的な面です。黄色人種である日本人は、環境適応能力に優れているとされています。白色人種よりも紫外線に強い肌を持っており、黒色人種よりも寒さに強かったようです。そのため、ありとあらゆる場所で生き残ることができたのです。こうした環境適応能力の高さが日本人の長寿と関連しています。
 また、「ハプログループD」と呼ばれる特異な遺伝子が日本人に多く見られ、この遺伝子が長寿と関係しているのではないかと、世界中で調査が進められています。
 2つ目の理由には、食事をはじめ入浴や運動といった生活習慣が関連しています。特に食生活に関しては、他の先進諸国に比べて脂肪の摂取量が極端に少なく、米を中心にした炭水化物の摂取が多くなっています。また魚介類や海藻類の摂取量が多いことも特徴的です。
 最近では、日本食に抗酸化作用の高い発酵食品(味噌や納豆など)が多いことも長寿の要因として挙げられています。
3つ目の理由は、高度な医療技術を獲得し、その医療を高齢者や子供が十分に受けられる仕組み(国民健康保険制度)が整っていると言うことです。日本では、乳幼児の死亡率が他の国に比べて低く、検診制度も充実しています。病気の早期発見・早期治療につながっています。
今年も皆さん、健康で、元気でお過ごしください。

デイケア医師 野村 滋

 明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願い申し上げます。
年頭に当たり、デイケアの食事について一言申し上げます。
 当院の給食は良くできている、美味しいと自信を持って言えるのは、ニュークックチルという新しいシステムを導入したり、他病院と比較すると潤沢な食材費が使えたりするからですが、何よりもニュークックチルを存分に使いこなし、ヴァリエーションに富んだ献立を立案し、それをうまく調理する栄養部の日々の活躍を忘れることはできません。
 デイケアに関しては、利用者のかたの状態を見ながら、栄養部とデイケアのスタッフが共同して盛りつけをすることから始まって、食形態の変更、盛りつけの工夫、栄養補助食品の利用など様々な視点から利用者のかたの栄養状態を維持するように、デイケアと栄養部が協力して、努力しています。今後必要があれば、栄養部の管理栄養士がご家庭に赴いて、ご家庭で栄養指導を行う、ということができれば、というのが今年の目標です。
 食事、栄養管理についてご要望があれば、栄養部への橋渡しを致しますので、どうぞデイケアのスタッフにお申し付け下さいますようお願い申し上げます。 

デイケア看護師長 田村 和恵

 新年あけまして、おめでとうございます。旧年は大変お世話になりました。
 今年は犬年です。それにちなんで「いぬどし」で今年の抱負を考えました。

 いつも、笑顔で

 ぬくもりのあるケアーで

 どんな事にもどんと構え

 しっかりと前をみつめ

頑張りたいと思います。
 簡単なご挨拶になりましたが、今年も利用者様、ご家族様、スタッフが幸せな瞬間が1つでも多い一年でありますように。
 今年もどうぞ宜しくお願いいたします。

デイケア看護主任 山縣 麻由美

 新年明けましておめでとうございます。
 今年は戌年。小型~大型と種類も多い犬は、賢く柔順、人に良く懐き、見ているだけで癒やされます(最近は猫ブームということですが…)。
 ペットとして自宅で飼われている方も多く、送迎の時、鳴き声や姿に出会えるのも楽しみの一つです。
 今年一年、たんぽぽ園を利用してくださる皆様が癒やされ、穏やかで楽しい気持ちで過ごして頂けますよう努力していきたいと思います。
 よろしくお願い致します。

デイケア主任 奥田 和彦

 明けましておめでとうございます。
 今年は犬年ですが、猫派の私です。なぜ、犬が十二支に入っていて、猫が入っていないのか調べてみました。
 いつもケンカばかりしている動物たちを神様が見かねて、1月1日の0時に最初に神様のところに来た動物をリーダーとして、その後到着した順番に十二支として毎年交代でリーダーとすることとなったのですが、その時に猫がネズミに「1月2日の0時」と嘘の時間を教え、猫はその話を信じて1月2日に神様のところに行くと、すでに十二支選抜レースは終了してました。ネズミにだまされたことを知った猫は激怒して、ネズミを追い回すようになった…というのが大筋のお話のようです。
 犬は途中、猿と大げんか(犬猿の仲)をしながらも見事、11番目にゴールを果たし、十二支に入ることができたそうです。
 ・・・と、新年のご挨拶とはかけ離れた小話となってしまいました。
 今年もどうぞ、よろしくお願いいたします。

Top